トットットッ、、、

階段で一階に降りて行き母に文句を言ってやろうと台所へ向かう時、オレの背中に勢いよく何かがぶつかってきた。

「うわっ!!痛ってー!なんだよ!?」

慌てて後ろに身体をひねると、そこには一匹のとても大きなゴールデンレトリーバーが愛らしい顔でオレの焦った顔を覗きこんでいた。