朝から雨が降っている。


次から次えと絶えずに降り注ぐ雨。


なんか、気分も沈んじゃうし・・・だから雨って嫌い。


特に今日みたいに大雨の日は・・・。


重い体を起こし、ベッドからでた。


窓から見えるのは、薄暗い空と降り注ぐ大粒の雨。


「まどかぁ?起きなさい!」


下からお母さんの声が聞こえてきた。


「もう起きてるよ!!!」


そう叫ぶと、パジャマを脱ぎ、Yシャツに手を通した。


「なら、早く下りてきなさい!遅刻するわよ。」


「わかってるって!」

私はそう叫んだ。


鏡に映る自分の顔は曇っていて、衰えてるよう。


無理やり笑顔を作ってみた。






「・・・キモ。」