「ゆーいっ」
「ん?」
「呼んでるよ、あの人」
ある日の休み時間、
トイレから教室へ戻ってきた
ちぃちゃんにそう言われて、
私は扉の方へ視線を向けた。
そこにはヒラヒラと
手を振る宮崎くんが居て、
私は慌てて立ち上がる。
「誰?」
「あ、宮崎くん。手紙くれた人」
「ああ、あの人…」
「ちょっと行ってくるね」
私はパタパタと
宮崎くんの元へ駆け寄って、
「どうしたの?」
首を傾げた。
「ん?」
「呼んでるよ、あの人」
ある日の休み時間、
トイレから教室へ戻ってきた
ちぃちゃんにそう言われて、
私は扉の方へ視線を向けた。
そこにはヒラヒラと
手を振る宮崎くんが居て、
私は慌てて立ち上がる。
「誰?」
「あ、宮崎くん。手紙くれた人」
「ああ、あの人…」
「ちょっと行ってくるね」
私はパタパタと
宮崎くんの元へ駆け寄って、
「どうしたの?」
首を傾げた。