「あれ、髪切ったの?!」
「うん。見ただけでも寒いよね」
「そんなことないよ。似合ってる」
休み時間。
廊下で唯と宮崎がお喋り中。
ふと宮崎がフワッと唯の髪に指を通した。
「さらさらしてる」
「あ、トリートメントしてるから」
宮崎の行動にカッと顔が熱くなって、
唯が顔を下に向けた。
何だろう。
これは恥ずかしい。
端から見たらただのバカップルにしか見えない。
いやいや、そもそも私たちは
付き合ってる訳ではなくて。
男友達が髪を触るのは
普通のことなんだろうか。
私が免疫ないだけ!?
なんて考えてると、
突然宮崎くんが私から少し離れた。
「?」
宮崎くんを見ると、
真っ直ぐある場所を見ていて。
私も視線を追いかけるように見ると、
「………あ、」
日向くんが立っていた。
「松坂先生が呼んでたよ」
日向くんから発せられた低い声。
私は慌てて「ありがとう」とだけ
返事をして、
その場から離れた。
「うん。見ただけでも寒いよね」
「そんなことないよ。似合ってる」
休み時間。
廊下で唯と宮崎がお喋り中。
ふと宮崎がフワッと唯の髪に指を通した。
「さらさらしてる」
「あ、トリートメントしてるから」
宮崎の行動にカッと顔が熱くなって、
唯が顔を下に向けた。
何だろう。
これは恥ずかしい。
端から見たらただのバカップルにしか見えない。
いやいや、そもそも私たちは
付き合ってる訳ではなくて。
男友達が髪を触るのは
普通のことなんだろうか。
私が免疫ないだけ!?
なんて考えてると、
突然宮崎くんが私から少し離れた。
「?」
宮崎くんを見ると、
真っ直ぐある場所を見ていて。
私も視線を追いかけるように見ると、
「………あ、」
日向くんが立っていた。
「松坂先生が呼んでたよ」
日向くんから発せられた低い声。
私は慌てて「ありがとう」とだけ
返事をして、
その場から離れた。