昼休み。


日向がピタッと足を止めた。

視線の先に…


「宮崎…」


1人真っ直ぐとこっちに
向かってくるアイツに、

俺は再び足を動かした。


すると俺に気づいた宮崎と
バチッと目が合って。


「…宮崎、」


思わず呼び止めていた。


「何?」


俺の呼び止めに
宮崎の目が一瞬細くなった。