【綾乃は旦那さんの事もう愛してないの?】

…愛してるかと聞かれたらたぶん…愛してはいるんだろう
付き合いも長い…情みたいなモンかな…

私はきっと夫にとって自慢の妻である事には変わりないんだろう


それはそれ これはこれ


彼女とはまだプラトニック…
これは単なる私のカンだけどね…

娘達にとって大好きな父親である事にも変わりない


【情ねぇ…大人って難しいな…?】

…貴方はまだ子供ね雅也(笑)…

こんな会話を半日続けた頃

私の傷はいつのまにか癒えていた…

ありがとう雅也。貴方のおかげよ

【綾乃を元気にするのが俺の役目だからさ♪】

雅也はそう言った…