ある朝 夜中のメールをチェックすると
夜の男から 詩 らしき物が届いていた




【恋をしています
 とても悲しい恋です】


そう始まった詩の内容は あんなに近くに感じていた人が離れていってしまった。今は写真でしか見る事ができない…


と言うような切ないものだった



どう思う?との男の問いに寝呆けた頭で返事をすると


【うん。そうだよね綾乃
きっとそうだね。ごめんね綾乃 悲しい思いさせたね】


その後のメールでもアンタ何回私の名を呼んだ?

それにその口調………





ん?………



この男……





!!!前にメールしてた男だ!!



そしてあの詩は自作 相手は私!


…………………。