一輝とのやりとりをしながら
実は私は 雅也のもとに戻っていた




苛立ちをコントロールできない弱い自分に 彼の言葉が必要だった




…情けない…



考えてる事と自分がやってる事
まったく逆じゃない!!




落ち込んだ私に ブログサイトで知り合った彼女は言った



【自分でも馬鹿な事をしているのは重々承知の上です
でも 今彼との関係を切ることはできません
今の私に必要な存在なんです】



……やっぱり同じか


彼女の名前は“清香さん”と言う


清香さんと私の心の繋がりもまた
この頃から深くなっていった