Barに入った。
こじんまりしてて、
オレンジの照明が落ち着く。

「何にしましょう」

「シェリートニック」で。
ユウトが答える。
「同じものをお願いします」
続けて私が答えた。


「てかさー…」
ユウトの低い声を
こういうBarで聞くと少しドキッとする。