さてと、

僕はこんな煩い所に居るほど気はながくない こんなピーピー煩いところ居てられない

『皇、帝・・・行くか』

『『レッツゴー』』

周りの声など入って来ないかのように気にせず 歩き出す。

毎日無視してるのによくやるよね

しっかし、今日は一段と煩い。

男女問わずギャーギャーギャーギャー 何処からそんな声が出るのだろう? ある意味関心する。

『お前みたいな奴に皇君達は似合わないのよ』

はいはい、そうですか

なんであんたらに似合う似合わないを決める権 利があるのだろうか・・・

毎回見る光景だけど呆れるしかない

『ねぇ、怜』

可愛らしくパーカーを引っ張る双子の兄皇

普通なら直ぐに堕ちてしまいそうな顔なんだろ うが

僕からみたら極悪顔にしか見えない

『また、変なこと考えたのか?』

『変なことじゃない!!

重要なこと!!

あいつら殺していい?』

『十分変なことだボケ』

何を言ってんだ、おまえは こんな公共施設の場で殺人なんて

ある意味面白いかな??

『怜も皇も速く』

小声で物騒なことを話していても全く気にせず 先へ進む帝

お前の兄なんだから少しは止めろよ