「…で?その王子様って誰?」 仕方ないから付き合ってあげようかな。 「あのねあのね、東雲 篠音君!!」 …し、東雲…君? て、木下君のお友達のあの周りに女の子ばっか引き連れてる…? 「…ありえないありえないありえないありえないありえないありえない!!」 次の瞬間、全力で私は否定した。