-百華side-

「百華ー!!」

そう聞こえてきた途端に腰に衝撃が走る


「ぐぇ…っ?!」

あぁっ、変な声出しちゃった…


やめて違うの誤解よ。
周りの皆さん私のことをそんな目でみないでちょうだいな。


「後ろからタックルしないでっていっつも言ってるでしょ?!沙知!!」

そう、こいつは私の大親友の呉原 沙知(くれはら さち)。
よく、後ろからタックルしてくるの…。






「百華見たらついー…。」



「もー、気を付けてよね。」


私の名前は木ノ下 百華。

今日からここ凜華高校に通うの…