俺は中庭まで百華を引っ張って連れてくると手を離す。


「…悪ぃ。勝手なことして。」


「だ、大丈夫だけど…木下君こそ大丈夫だったの?」


「は?」


なんで俺の心配?
俺何もしてないよな?