とりあえず、俺は体育館へと向かう。

もうすぐで入学式が始まる。

俺がいる間にあのチビは目を覚まさなかったが、大丈夫なんだろうか。また、倒れていないだろうか。

とか、ずっと入学式の間俺は、あのチビのことを考えていた。


‐新入生代表、挨拶-
そう、アナウンスが流れる。


新入生代表は、模試のトップだと聞いていた為、皆、代表者を一生懸命探す。


そして、俺もその一人だった。


なんと、新入生代表で立ったのは、あのチビだった。