-照陽side-
今日は弥和が久々に登校してくる日。
俺はあの日から弥和の病室には行けなくなった。
怖かった。
俺のことを友達としか見ていない弥和が_________。
弥和が百華だと告げる度に胸が酷く痛かった。
もう、俺が愛していた頃の弥和はいないんだ。
もう、弥和じゃなくて百華としか見てはいけないんだ。
一体、なんだったんだ。
俺が今まで信じて待っていた時間は、一体_________。
「…っ、くっ、そぉ…!!」
俺は涙が出てきた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…