-照陽side-

今日は弥和が久々に登校してくる日。
俺はあの日から弥和の病室には行けなくなった。


怖かった。
俺のことを友達としか見ていない弥和が_________。

弥和が百華だと告げる度に胸が酷く痛かった。

もう、俺が愛していた頃の弥和はいないんだ。
もう、弥和じゃなくて百華としか見てはいけないんだ。


一体、なんだったんだ。
俺が今まで信じて待っていた時間は、一体_________。


「…っ、くっ、そぉ…!!」


俺は涙が出てきた。