「…ん。」

この声_________。


「弥和っ?!」


弥和の方を慌てて見ると、弥和の目が空いていた。

「木下、君?」

まだ、焦点が合ってないのか、ぼーっとした目で俺を見つめる弥和。


「目、覚めたか。よかった。よかった。」

俺は泣きそうになった。


なぁ、弥和。


俺の元へ戻ってきてくれてありがとう。