私の名前は、清水葵依。

私は今日此処の高校に入学した。


中学の時に成績学年トップだったらしい私は、

ある日校長室に呼ばれ、何かと思えば…

西燐学園の理事長と校長がソファーに座っていた。

私は2人に西燐学園に来ないか?と言われた。


西燐学園はこの県でNo.1の高校である。

此処の高校で卒業すれば良い仕事に就ける

と思って私は、是非通わせて下さい。と答えた。


そんな事を思い返していると、担任の発表も終わったらしく、

入学式が終わりそうだった。

「それでは、第○○回入学式を終わります。担任の先生は、生徒と一緒に教室に上がって下さい」


その言葉とほぼ同時に皆立ち上がり、

各教室へと移動した。

私も立ち上がり、1-Sに移動した。