私は、校舎へ入った後、

体育館に行き、自分のクラス…

1-Sの場所に椅子の上に腰を下ろした。


はぁー、入学式とかだるっ


そう思いながら、無駄に広い体育館を見渡してみた。


大体の生徒が席に着いている。

時計に目を向けると、

時刻は9:57となっていた。


開始が10:00だから

もう少しで入学式が始まるのか。

さっさと始まってくれ。

もうほんと怠い。

そんな事を思っていると、

「第○○回入学式を始めます。入学生、職員、一同起立」

ーーガチャガチャ


「礼」

「着席」

ーーガチャガチャ

「校長挨拶」

そう言われ、校長はステージへと上がり

校長が話出した。



「えー、御入学おめでとうございます。………」

グダグダとどうでもいい話を

長々とされるのは目に見えているから、

私は校長の話しを聞かずに

そのまま眠る事にした。


んー、しかし本当に面倒だなー。

眠い……。




「一年生代表、清水葵依」

うわー、早速か…。

「はい」

私は、返事をしながら

椅子から立ち上がり、ステージに向かった。


「暖かくなり桜も満開となった今日この頃。


--------------------以上」


私は、そう言いステージを降り、

先刻まで座っていた椅子に座った。