―龍樹said―
なんか、凜のヤツ機嫌わりぃ。
なんだこいつ、なんなんだこいつ...?
喧嘩売ってんのか?
目合う度わざとそらすし。
伶雄とばっか話してやがるし。
『でねぇ、龍樹ぃ』
胡桃はこんなんだし?
こんなんって言うのはこんなんだ。
はぁー、せっかくなのにつまんねぇ。
まぁどうせ、胡桃にヤキモチ妬いてんだろな。
胡桃を振り払う訳にもいかねぇし...
こいつ、後々めんどくせぇんだよな。
凜になんかされたら困るし。
女だから殴れねぇし。
昔のこともあるし。お世話になったし。
まぁ、俺なりにやんわりよけてんだけど。
『凜、飯食ったら泳ぎ行くぞ』
『ビール飲んだ人は泳げませぇーん!!』
凜はそう言って、俺の片手にあるビールを指さした。
『こんなん飲んだうちに入らねぇっつぅの!』
俺は胡桃の腕をふりほどいて、
凜の手を掴んで砂浜に駆け出した。
なんか、凜のヤツ機嫌わりぃ。
なんだこいつ、なんなんだこいつ...?
喧嘩売ってんのか?
目合う度わざとそらすし。
伶雄とばっか話してやがるし。
『でねぇ、龍樹ぃ』
胡桃はこんなんだし?
こんなんって言うのはこんなんだ。
はぁー、せっかくなのにつまんねぇ。
まぁどうせ、胡桃にヤキモチ妬いてんだろな。
胡桃を振り払う訳にもいかねぇし...
こいつ、後々めんどくせぇんだよな。
凜になんかされたら困るし。
女だから殴れねぇし。
昔のこともあるし。お世話になったし。
まぁ、俺なりにやんわりよけてんだけど。
『凜、飯食ったら泳ぎ行くぞ』
『ビール飲んだ人は泳げませぇーん!!』
凜はそう言って、俺の片手にあるビールを指さした。
『こんなん飲んだうちに入らねぇっつぅの!』
俺は胡桃の腕をふりほどいて、
凜の手を掴んで砂浜に駆け出した。