「ちょっと、ちょっとーっ!今さら弱気?」




「だって…レイナは寂しくないの?」




「私だって、そりゃ泣きたいくらい寂しいよ?でもね、審査前に話さなくてもいいじゃん?」




「でっ、でも…。」




「ユウリらしくないよ?それに、ロンリィーだって…私達はキングのお嫁さんになるためにこの大会に出たんでしょ?」




「「…うん。」」




「だから、夢に向かって飛び立とう!別れ話はその後でもいいんじゃない?」




「…そうだよね?うん。そうだよ!ユウリ…。」




「…うん。最後まで頑張らないとね。ありがとう、ユウリ!」



「うんっ!さっ♪ご飯また食べよう?」




「「うんっ!」」



また、みんなが笑顔になった。
そして、面接時間が来るまで、たくさん喋っていた。