「晴輝~」 学校についてから、雪は俺のことを呼んだのに無視してしまった。 4時間目の時。 雪は俺に話しかけてきた。 「ねえ、晴輝?」 「ん?」 「晴輝ー。怒ってるの?」 あ、俺がさっきから無視し続けちゃってたからな。 「怒ってねぇよ」 怒ってないよ。 だけどなんか悔しくて…。 雪が健汰のこと好きなのかな?って思うと。 「ほんと?」 「ほんと」 「よかったぁ。」 だから強がってた。