遼「お前が春樹を気になってるのは、嫌いだからじゃなくて、春樹のこと、好きだからだよ!」



……、


えっ?



今、遼、なんて言った?



楓「えっ、遼、それはないと思うけど…」


遼「それはお前がバカだからだ」


楓「ちょっ…、バカって言った方がばか…」


遼「だけど…、」



遼が私の肩を両手でつかんで、私を引き寄せた



楓「りょ、りょう?顔がちっ、ちかい…。




遼は私の声を遮って、少し怖い顔をして言った。



遼「春樹だけはやめておけ」