~side 楓~


穂乃「楓~、おかえりー。もうのど乾いちゃったよ!早く出して!」


楓「はいはい」



私は2人に買ってきたジュースを渡した


やっぱりさっきの田島の笑った顔が思い浮かぶ


うわーー!


田島消えろーーー!


そうおもってた矢先に



愛梨「そういえば楓、ジュース買ってくるのにはさすがに時間かかりすぎじゃない?」


楓「ぶっ!」



私は吹き出してしまった



愛梨「あっ…。もしかしてなにかあったんじや…。」


楓「道に迷ってましたー!」



ここで田島のことを言うわけにはいけない


絶対バカにされる



穂乃「うわー!楓だっさー」


楓「穂乃、ひっどー!」



愛梨はまだうちに疑いの目を向けてくるけど、無視無視~(笑)



穂乃「あっ!こうしている間にもう試合始まるよ」



私はグラウンドの中の野球部の人達をみた


頑張れ、みんな…。