~side 楓~


穂乃「ふう…。やっとついたわー。おばあちゃん、疲れちゃったよ…。」


愛梨「穂乃…、あんた今何歳よ…。」



うちらは長ーい階段を上って、観覧席に来た


どこに座ろうかなぁ…


あんまし前の方はやなんだよね、目立つから



「よしっ!ここにしよ!ここだったらあんまし目立たないだろうし、ベンチもしっかり見れるよ!」



愛梨「おっけー!」



私たちは三塁側の観覧席に座った



「試合まであとどれくらい?」


穂乃「えっと…。あと30分?」


愛梨「うへー…。長いよーー」


穂乃「のど乾くー。ジュース飲みたいよぉー!」



確かに穂乃の言うとおりのどが渇いた


ジュースほしいな…。



あっ、いいことおもいついた!



「ねえ、穂乃、愛梨!のど渇いたから誰か一人、じゃんけんで負けた人が買いに行くってどう?」


愛梨、穂乃「「いいね!」」



よぉーし



三人「「「じゃんけんぽんっ!」」」