「じゃあね。」といって別れた。小川は二組、川島さんは一組。ふたりとも同じ中学出身らしい。



俺はドキドキ感が絶えなかった。自転車を置いてから昼休みまでずっとにやけっぱなしだったという。


ああ、こんな感情に浸れているということほど幸せなことはなし
そう感じ、俺は気付けばノートに「平和」と書きなぐっていた。





あ。
とした。パッ、と画面は切り替わり、にやけ顔も元に戻った。
夢。長谷部さん。目線。