声をかけてきた達也を無視して質問すると達也はわからないというように首を傾げた
「前、桜が咲いてるときに川原から夕日見たいって」
「ああ、言ったな、そういうこと」
もう無理なのに、と笑う達也にあたしは鞄から出したものを渡した
「写真?」
呟いて袋から写真を出すと達也は息を飲んでそれに見入った
「達也をつれてくのはさすがに無理だから、せめて写真でってことで」
あたしが声をかけると我に返ったようにまばたきをしてあたしを見た
「サンキュ、友梨
また見られると思ってなかったからすげえ嬉しい」
くしゃ、と本当に嬉しそうに笑うからあたしはそれを直視できずに目をそらした
「そーいやお前んちの犬元気か?モモだっけ?」
達也が他の話を始めたからそれにのって、面会終了時間まで2人で喋っていた
「前、桜が咲いてるときに川原から夕日見たいって」
「ああ、言ったな、そういうこと」
もう無理なのに、と笑う達也にあたしは鞄から出したものを渡した
「写真?」
呟いて袋から写真を出すと達也は息を飲んでそれに見入った
「達也をつれてくのはさすがに無理だから、せめて写真でってことで」
あたしが声をかけると我に返ったようにまばたきをしてあたしを見た
「サンキュ、友梨
また見られると思ってなかったからすげえ嬉しい」
くしゃ、と本当に嬉しそうに笑うからあたしはそれを直視できずに目をそらした
「そーいやお前んちの犬元気か?モモだっけ?」
達也が他の話を始めたからそれにのって、面会終了時間まで2人で喋っていた