side*/隼人

「「「世界No.1の神月ですから!!」」





おーおー…笑また下っ端が言ってるしw



それにしても…今日はとんだ野郎共だったな…みんな疲れてるし、このまま帰って倉庫で寝るか。






ん…??なんか焦げくさい臭い…まぁいいか…。








下っ端の1人「隼人さん!!!!後ろ!!!!!!!!!!」


「え…???」

後ろを向いたらそこには…俺が倒したはずの…相手の幹部が銃をこっちに向けてた。

まじかよ……



「はっ!!!!これでお前も終わりだっ!!!!」




やべ…反応遅れた………。途中で麗華の声が聞こえたけど気のせいだよな…

俺……撃たれるんだな………


バァァァァァァァァァッッンン‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎


くっ…!!!!













………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………あれ…???
痛く…ねぇ…?でも音したし…


ポトッ










なんだ…これ………血…?
でも俺からは血は出てない。………そんなもしかして………嫌だ前を向きたくない……


麗華「ゔ…………はや…と…だい…じょうぶ…かしら………??」




そこには















撃たれた麗華が立っていた。














「 そんな……おいっ!!!麗華!!麗華!!!!!!なんで…なんで俺を庇ったんだよ!!!!!」




麗華「そんな……の…当たり前でしょ…??あたしは総長よ……みんなを守らなくて総長なんて言えない…わよ……あたしは…当然のことを……した…だ……け……泣かないで……は………や………と………」









麗華は綺麗な笑顔で気を失った。

















「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎麗華!!麗華!!!目を開けてくれ!!!!!!………………そんな………
そんな……麗華…………………」











隼人はそっと麗華を置き、

















「お前を………殺す!!!!!!!!」



俺は無我夢中で麗華を撃った幹部を殴った。顔が変形してもやめなかった。



「とどめを……さして……やる!!」



「待って隼人!!!!あなたは神月の掟を忘れてたの!?」


そう俺に言ったのは幹部の梨花だった


「でも…!でも…!!こいつは…こいつは麗華を!!!!!」








梨花「麗華はまだ生きてる。早く病院に連れてきましょう。それに、掟は絶対よ。わかるわよね?隼人なら。」






「なにが…あっても…相手を…殺さない……。」



梨花「そうよ。早く連れて行きましょう。後のことは私たちに任して。早く行きなさい。」


「あぁ……」



そう俺は力なく返事した。



麗華をお姫様抱っこし、俺は走った。