―――あの子が気になってから数日後。


今日、今、そのあの子と喋っている。


「私、"瑠璃"って言うの!!よろしくね?」


ニッコリ。彼女―瑠璃が言った。


名前が聞けて喜びながら、俺の名前も紹介した。


「俺は大輝だ。こっちこそよろしくな。」


――その日から、俺達は仲良くなった――