「違うの!!私も大輝のこと好きだから!!」 俺は耳を疑った。どういうことだ? 「だから、私も大輝のこと好きなんだよ!!」 ビックリした。まさか両想いだとは。夢じゃないよな?嬉しすぎるんだけど。 「えっと、これから宜しくお願いします?」 照れながら言った。 「クスクスッ よろしくおねがいします!!」 そうして、2人で顔を見合わせ、笑った。 誰もいない教室で2人の陰が重なった――。