━━━━それは、ある日のことだった。


(トイレ行こうかな~・・・)



ある休み時間、そう思い、席を立った。




でも、入口近くになって、中で女の子が

2~3人、話をしているのが聞こえた。
話し声の音量からして、恋バナか…誰かの悪口だとわかる。


(はぁ・・・悪口なら聞きたくないなぁ・・・)



そう思いながらも、好奇心で盗み聞きをする。

人間とは、好奇心には逆らえない生き物

だと、何かで聞いたことがある気がする。



少し聞いた時点でわかった。


案の定、悪口だった。


内容は・・・信じたくない、聞きたくなかった。


勘のいい人ならもうわかったはずだね。








・・・私のことだった。