尚の手によって口を塞がれた。

「馬鹿は愛だよ気づけよ。俺はずっと前から好きだっつーの」

え?一気に温度が急上昇していく。

「な、ぉ……。」

私は尚を真っ直ぐ見る。ここは……。

「まな……。」

色っぽい尚の顔が近づいてくる。

私は目を閉じた。

「!!」