放課後。


私は下駄箱へと向かった。


誰もいない下駄箱には、夕日の光が窓からさしこんでいる。


「私、今日で自分の思い伝え切って、
後悔はしない。」



一樹の下駄箱に小さな紙を入れた。


[今日の17:00に校舎の裏に来てください。東 めぐみ]


夕日の光が私を照らしているような、
とある日の夕方だった。


〜友達以上恋人未満〜