お昼を食べる時はいつもここ。
 
 誰にも邪魔されないから。

 でも今日は違った。

 いつも締まってるはずの
 扉が開いていた。

 何で?締めてたはず。

 恐る恐る開けてみると、一人の男がい た。

 近づいたら気持ちよさそうに寝てた。
 あ、知ってるこの子。
 かっこいいとか噂されてる男の子だ。
 何でここにいるの?
 
 「バーン」

 その男の子から遠ざかる時に椅子を
 倒してしまった私。

 「ん、ん、だ、れだ?」

 そりゃ、起きるよね。

 んーと背伸びをする男の子。
 
 「君もここ利用するの?」