「君たちの名前は?」







「風間嵐。昨日で9歳」


「風間葉月。私も昨日で9歳」








「そうかいそうかい。君たちは1/16日誕生日だね。」








「「はい。」」









「何型か分かるかな。」






「確か…A型」




「2人とも?」





「「はい。」」







「仲良い双子ちゃんたちだね。よほど互いに庇い合って信じ合ってるんだね」








その言葉に俺らは頬を緩め




「「はい!」」





と返事をした。





「じゃあ、嵐くん。葉月ちゃんココは簡単に言うと児童教育施設。ココが家になるんだ。
これからそこのお姉さんと施設内の設備を見てもらうからなるべく覚えてね。」










「「分かりました。」」









園長はニッコリ笑うとお姉さんと俺らを施設巡りさせた。