「ふぃーー!やっと終わったなぁ!」
明美の声で張り詰めた空気が一瞬にしてくずれた。
今は電車の中。
「私.........まだ足ガクガクしてる。」
私の言葉に明美は眉をよせて情けないなぁ、と言った。
「遥音は緊張しやすいなぁ。もう終わったんだよ!後は結果を待つのみ。」
明美ったら...ドライ。
『四人で蒼高通おうね!!』
私は明美とは違って頭の出来が悪い。
だから...この約束を守るため必死にがんばってきたの。
もう緊張で頭いたい...。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…