あのときのクシャっとした笑顔が
なんだか、私に勇気をくれたんだ・・。
不安なんて吹き飛ぶくらい
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「あ、入学式のこと思い出したんだろ?
俺も今思い出した」
覚えてたんだ。私との記憶
でも、なぜ如先君は
こんな孤立してる私に話しかけてくるんだろ?
入学式の次の日からおはようとバイバイは必ず
言ってくる
優しいんだなー…。
「藤永ってさ何でしゃべんねーの?
別に俺達の事完全無視じゃないじゃん」
ちょ、顔近いって…
「なーあ?」
もう、この人は〜…。
私はノートを取り出し
そこに書いた。
"喋りたいけど、いざ話そうと思ったら言葉が出ないだけです"
どう?これでいいでしょ