穂乃果side〜〜


私は、有松高校の柚羽夏のクラスメイト。


クラスには、入学式からすぐに自然とグループ分けが始まる。


私は、柚羽夏のいるクラスの上の方のグループに入った。


いわゆる、取り巻き?みたいな、、、


最初は、柚羽夏が怖いなんて思いもしてなかった。ただ単に、優しくキツめの性格。


普通に生活をしていた。だが、、、すぐに私は、地獄に落ちた。


それは、ちょっとした言い合いから始まった。

「だから違うって」


「違うよ。私が嘘つくと思うの?」

柚羽夏が、嘘つくのなんて日常茶飯事。本人は気づいてない。、、、、ウザいなぁ、、、、


「ウザいなぁ、、、」
あ、、、心の声がつい口に出た。


「あっそう。穂乃果は私の事、いっつもそういうふうに思ってたんだ、、、ふーん」


「ち、、、違うのっ!これは「いいよ。別に、」


柚羽夏が、私の言葉を遮っていった。


「どうなっても知らないから。その言葉消せないからね」


柚羽夏がニヤリと笑う。私は、ゾクッとした。