部活が終わり,家に帰った。

今日の練習もハードだった…

ふぅ〜私はため息をつき,自分の部屋へ向

かった。ベットにゴロンと転がった

私はふと今日の話を思い出した。

『好きな時間は早く感じるけど,嫌な時とか普通のときは長く感じる』

という話だった。そうだ。

私も健太といる時はたのしかったし、

その時は学校の時間が短くかんじたなぁ

健太……
今までの記憶がブワァ〜っと頭の中を通った…

急に思い出したせいか,涙がブワァ〜っと

溢れ出した…

『そうだ… わ…たし…あのとき…健太に…別れよう…っていわれて…』

ーーーーーーーあの時ーーーーーーーー

手紙には,こう書いてあった

『放課後,体育館に来て欲しい』

と…私は,だいたいの内容はわかった…

正直,体育館には行きたくなかった…

もう、わかったからーーーー

私はちゃんと,体育館に行った。

そこには,健太がいた。

いつもの顔とは違う真剣な顔だった。

健太『未来…ごめん。おれ…』

私は言葉をさえぎるように言った。

未来『うん 分かってた。こんなイケメンさんを彼氏にするなんて無理だって…』

健太『未来…ごめん。だけど,これだけは分かってくれ。俺はおまえが好きだ』

未来『ありがとね…』

私は無理矢理の笑顔を作り,体育館から出た…。