心の中ではこんなに気持ちを伝えられる
のに。


言葉にできない。


それはまた2年前に戻りたくないから。


でもやっぱぺーた君の好きな人が
気になる。


ぺーた君の好きな人がわかれば
諦めがつくかもしれない。


そんなことを考えていると1人の女の子が頭にうかんだ。



あの子だ…。


多分。


まだぺーた君あの子のことが
好きなのかな。


こうなったらもう聞いてみるしかない。



そう思い、もう聞いてみた。

「ぺーた君の好きな子って
もしかして桃ちゃん?」


言ってしまった。


生意気って思われるかな。

気持ち悪いって思われるかな。


不安が頭から離れなかった。