「ゆーは誰か好きって思える人、
いいひんの?」
「うー。好きかわからへんねん。」
私は思いきって打ち明けてみた。
なんて言うかな。
大丈夫かな。
鼓動が少しずつはやくなる。
「いってみ?」
友達は優しく微笑んだ。
私の鼓動はその優しさでゆっくりと
した。
そしてゆっくりと口を開いた。
「 ぺーた君のことを自然と目で
追ってんねん。でも好きかわからへん。」
ずっとずっと悩んでたことを友達に
話すだけで心がとてもすっきりした。
気持ちがモヤモヤ感から解放した。
「あんたバカやなぁ。
自分がぺーた君のことが好きなん
わからへんの⁉︎」
まさかの言葉では固まってしまった。