ハッピー君の家に来たら


緊張で手汗がじわじわと滲んでいた。


でも人の家の前でいつまでも固まってて
も仕方ないので、勢いでハッピー君の家のインターホンを押した。



ピーンポーン…


自分の心臓の音がうるさいくらい
聞こえる。


「はーい。」

女の人の声がした。

多分ハッピー君のお母さん。


「はい!えっとゆーです。がっ学校の
プリントを持って参りました!」

緊張し過ぎて変な口調になった。