「えっでも男の子の家にいくのは
ちょっと…その…あのな」
ハッピー君とは普通に仲がいい。
学校から帰るときにたまたま会って
一緒に帰ることがある。
でも2人だと緊張して何を話したら
いいかわからなくて黙ってしまう。
しかもハッピー君の家だよ?
私が行くんだよ?
………
無理無理無理無理!
緊張して黙ってしまうのに家なんて
もっと無理!
恥ずかしいよぉ。
どんな顔して会ったらいいかわからないもん。
「ほんと私1人はムリ。」
すると友達は私に指をさして言い放った。
「あのな、逆を考えれば私たちみんなで
ハッピー君の家なんて行ったら
ハッピー君がびっくりするやん。
あと、これはチャンスやで!
ぐるみぃはぺーた君に一途すぎ
やねん。
恋はいつでも訪れるわけじゃないんやで。
このチャンスを逃したらもし
ぺーた君とのことが終わったら
あんたどうすんの?」