不意につっきーがこっちを向いた。


後ろから夕日が差し込んできていて眩しい。


つっきーが眩しい。


俺は立ち止まった。




「恭也!!」




その一言を理解するのに数秒かかった。


そしてそれがつっきーの口から出たということを理解するのにも数秒かかった。


不意打ちに心臓が跳ね上がる。


ドキッって。


そんな笑顔で言われたら、もっと好きになっちゃう。