「涼。今日から、梨桜を頼んだぞ。」 リョウ「はい。失礼します。でわ、梨桜様行きましょう。」 リオン「え、何処に…?」 リョウ「荷物を取りにです。」 リオン「そうか…」 私は、もうあの家にはいられない。 涼の後ろを歩きながら考えていた。 正直行きたくないし、 お嬢様とか、私には無縁。 なのに…。