チリンチリン


ドアが開いた。



「はーい開店です~」


元気な声で美菜が、出て来た。



奏の森と言う噂を聞き美菜は、5年前に行く事にした。



そこで、カフェをやりながら、詩の注文も受け付ける事にしたのだ。


早速お客さんが、やって来た。


「いらしゃい~」


いつものように挨拶をした。



「あ………あの…道に迷ってしまったんですが」制服を来た少女が、ポツリと立っていた。


「そうなのね。まあ上がっていって」と美菜少女は、困った顔をしながら、店に入った。




「さあさあ遠慮せずに座って」と美菜は、椅子をあけてくれた。店内はカントリー風な作りになっていて、お洒落なアンティークの食器が、並んでいた。