真人side


「早野君〜!!おはよぉ!」


「朝から見れてラッキ〜!!」


いろんな声が聞こえる。


あーもううるせぇ。


「お、真人おっはよー!」


バシッ


元気のいい声が聞こえた後、誰かに後ろから肩を叩かれる。


いって…


誰だよ…!


そう思って後ろを振り向いた。


けど、そこにいた奴が玲音(れお)だと分かると、一気に気が抜ける。


「なんだ玲音か…。おはよ。」


玲音は、俺の一番気を許せる奴。