後日真斗の熱が下がったときに、あの出来事の事を話したけど
真斗は、熱のせいかあまりよく覚えていないようだった。
だから、覚えていないのならいいかと、私は真斗に琴葉の事は言わなかった。
そしてあの日屋上で、真人が琴葉を“あの人”として覚えていることを知った。
本当の事を話そうと思ったけど、
話すタイミングをつかめないうちに真人と琴葉が付き合い始めたから、
もう、“あの人”について全部思い出したのかと思って、私からその事については何も言わなかった。
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