「ねぇねぇ早野君、今日、私の家にこない〜??丁度親もいないしぃ〜。」


「ちょっと、私の方が先よ!早野君、2人で映画見に行きましょう??」


周りから、女の媚びた声が聞こえた。


またか…


毎日のように女に誘われて、いい加減疲れる。


いっぺんにいろいろ言ってくるし。


なんで俺なんかに言ってくるんだよ。


ほかにいい奴なんかたくさんいんだろ。


やっぱ女ってよくわかんねぇよ。


「早野く〜ん?聞いてるのぉ〜??」


そう言って、1人の女が俺の腕に触ってきた。