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「おい真人。この頃瑞原と全然話してなくね?なんかあったろ?」


あれから一週間。


玲音がいうように、琴葉とは今、全然話をしていない。


「別れた…とかいわないよな?」


「…」


「…っおい真人!」


ずっと机に腕を広げグダグダとしていた俺を、バシっと叩きながら玲音が叫ぶ。


「うるさいなぁ。教室なんだから静かにしろよな。」


そう言ってゆっくりと周りを見渡しながら、誰か俺たちの会話を聞いていないか確認する。


今が放課後って事もあり、人も少なくなってきていた。


「は?うるさいってなんなんだよ…」


「振ったんだ。俺が。」


「…は?」