「と、とにかく、土曜日の10時さんかく町の噴水の前で待ち合わせな!」


「う、うん・・・!」


そう言って真人は、自分の席に座り恥ずかしそうに顔を背けた。


開いている窓からそよぐ風に、真人の茶色の髪がサワサワとなびく。


やっぱりかっこいいなぁ。


こんなかっこいい人の彼女が私で、


いいのかな・・・